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“よもぎ大福”が寒さで硬くなっていた。   

一昨日、Oさんに、例のナンキンハゼの実を持って行った。育ててくれることになった。一昨昨日(さきおととい)は、夫婦とも伊豆に出かけていて留守だったのだ。ご主人は、元の同僚と南伊豆に釣りに行き、奥さんは、息子さん夫婦と東伊豆から右回りの観光に。下田の爪木崎の満開の水仙の写真と、帰りに沼津で撮った夕陽の写真はとても綺麗だった。帰りに、ワサビの花と茎の酢漬けのお土産をいただいた。帰ってから食べたら、“新モノ”らしく香りとピリリとした辛さが何とも言えず美味しかった。
さて、昨夜のお風呂に、“箱根湯本”の入浴剤を入れたら、体がポカポカしてぐっすりと寝ることができた。
「今日は暖かいみたいよ」「そう?」「最低気温が6度だっていうから・・・」「外に出たら分からないからね」・・・。
と、妻と私の朝の会話だったが、案の定、早朝の外は寒かった。
雨は止んでいた。
車に乗り込んだ私は、ワイパーを一往復させ、駅に向かった。
缶コーヒーで体を温めた後、準備を始めた。
駅前はなお寒かった。
渋谷の寿司職人のお兄さんが仕事を終えて帰った来た。ダウンコートを着ていたので、私も少し暖かくなった気がした。「お疲れさまです」と声をかけた。
ポニーテールのご主人は、書類を沢山詰めた鞄を重そうに持ちながらやってきた。持ち帰りの仕事があったのだろうか?
元柔道部員のお兄さんは、床屋に行ったらしく、“五分刈り”のようなスッキリした頭だった。私にサッと挨拶をした後、到着しようという電車めがけてダッシュしていった。
元T高校生君のすぐ上のお兄さんが、「おはようございます」と声をかけてくれた。
本町田のMさんも相変わらず元気そうにやってきた。
・・・と、雨が止んだはずの空から何やらポツリポツリと落ちてくるものが・・・。
なんと、雪だった。
暖かいはずだったのにと思いながらも、車のヘッドライトに映る雪は、雨とは違って、ゆっくりと舞うように落ちてくる。
東北人特有の“間”は、雪のような自然環境が生みだしたのかも知れない、と思った。
古橋衆院予定候補と交代で話をした。
私は、昨日Oさんと地域を回って、感じた2つのことを話した。
1つは、大学のセンター入試に関連して、学費が高く途中で大学を止める学生が増えている話だ。昨日話した塾の先生は、「せっかく大学に合格したのに、家にお金がないため退学しなければならない教え子を見るとかわいそうでならない」と。欧米では、学費が安く、免除の制度も充実している。「ぜひ、日本でも実現したい」と。また、希望する中学生全員が高校に入れるよう、「都立の定員拡大と私学への補助拡大のため」がんばりますと訴えた。
もう1つは、介護保険の問題だ。とくに、“認知症”の人を抱えたご家族は、日常生活に大変な困難をもっている。昨日訪ねた方も、奥さんが認知症になってから3年だそうだが、夜、熟睡できないなどと、ご主人の苦労は並大抵ではないと思った。介護保険料の引き下げとともに、在宅サービス、施設介護サービスの充実へがんばらなければ、と話した。
顔見知りの高校生が何人か通った。明るい笑顔に今日も励まされた。
今朝は、それなりに寒い朝だったなと思った。
宣伝を終え、後片付けをして車に戻ると、後で食べようと思い、昨日のうちに買っておいた“よもぎ大福”が寒さで硬くなっていた。

by ken-tono | 2009-01-19 09:36

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