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背丈がかなり違うデコボコの2人を見送った。   

今朝は急に冷え込むとの予報。
確かに毛布一枚と掛け布団ではちょっと寒い感じがした。
「クシャン!」「ん、大丈夫?」「風邪、ひいてないよ」「そう?」。長女が答えた。
今日は文化の日で、私以外の家族はお休みだ。
「久々、ぐっすり寝れるなぁ!」と長男。
長女は、私が起きるより早く起きて、どうやら友達とどこかに出かけるらしい。
外に出ると、朝陽を浴びたしだれ柳が生き返ったように膨らんで見え、冷たい風に揺らいでいた。
エンジンキーを廻し、初っぱなから宮本笑里さんのCD「Dream」をかけた。
まぶしい日の光と真っ青に抜けるような空とメロディーがマッチして、実に爽やかな気持ちで駅に向かった。
タクシーが並んでいて、M銀行前の定位置につっくまで時間がかかってしまった。
背中から「おはようございます」と声を掛けられた。
書道家のNさんだった。笑顔に「行ってらっしゃい」と応えた。
昨日、しんぶん赤旗の記者から町田市の保育園の状況について取材があったが、さっそく今朝の赤旗一面トップに保育所の最低基準撤廃問題で記事が載っていた。規制緩和政策は、自公政権の時から進められているが、新政権の対応が問われる。「官から民へ」の考えで、認可保育園の保育室などの基準をなくすことになれば、地方分権とは名ばかりで、国の責務を放棄し、悪質な保育環境に変わっていくおそれが十分にある。
「規制緩和を許さず、国が良質な保育行政に責任を持つべきです」と訴えた。
そして、「町田市では700名以上の子どもたちが保育所への入所を待っている状況です。新庁舎よりも保育所を優先してつくるべきではないでしょうか」と。
そのせいかどうか分からないが、子ども連れのお母さんとそのお子さんが随分挨拶をしてくれ手を振ってくれた気がする。
宣伝途中、若い2人の男性がニコニコしながらやってきた。民青の若者で、これから都内の集会の出かけるのだそうだ。
若者たちが生きがいがもてる社会をつくるために、がんばってほしいな!と思いながら背丈がかなり違うデコボコの2人を見送った。(ごめんなさい。2人の名前を忘れてしまった)
今日は、午後から町田市民文化祭の式典が市民ホールで行われるので、私も出席する。
絵画や書道、陶芸など市民のみなさんが造ったたくさんの作品が展示される。
35年前の私も美術の道を志した一人であった。

by ken-tono | 2009-11-03 09:59

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