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「一日がんばりましょう」   

昨日の運動会。長女にとっては最後だった。ブラスバンドもやりながらで、大部クタクタになった様子。
長男は、日焼けで鼻のてっぺんの皮がむけそうになっていて真っ赤だった。「僕らの紅組が優勝したよ」。嬉しそうだった。
今日も駅に向かった。
しだれ柳は、そよ、と風に揺れた。毎朝、この木を見るのが、私にとっては深呼吸のようなものである。
駅に着いた。M銀行前にスタンバイすると、おそらく、高校バレーの選手らしき一団が、JRの方に向かって移動していた。
昨日、新しい首相に菅直人民主代表が選ばれた。普天間問題や「政治とカネ」問題などで、国民の期待を裏切った鳩山政権と民主党が汚名挽回を狙っているようだが、問題は根本的に解決していない。普天間基地問題では、無条件撤去を米国に要求することが、沖縄と国民の願いに応えられる唯一の道である。
道行く人たちに、菅さんが首相になったことで、遠山の金さんのように、「一件落着」とはいきません、と訴えた。・・が、朝通る市民の中に一人だけ、「菅さんになって良かったね」という人がいた。
財界とアメリカにはっきりとモノが言えなければ「一件落着」とはいかない。その役割を果たすことができる政党が日本共産党ですということを理解していただけるように、分かりやすく、インパクトのある話をしていきたいと思う。
そういえば、今朝の朝日新聞の「五線譜」というコラムに、「朝の新宿 5分間チアリーダー」という記事が載っていた。毎朝9時、新宿駅西口で、斉藤彩さん(33)という方が、真っ赤なチアリーダーの衣装を着て5分間元気に踊るのだそうだ。「一日がんばりましょう」といいながら。その後彼女は、仕事場の赤坂に向かう、と。
ん、実は私も同じ感覚で毎朝駅に立っている。
「一日がんばりましょう」「今日も一日がんばりましょう」と。
普天間のことを話しているときも、派遣切りのことを話しているときも、そう言う気持ちで話している。
ただ私の場合、その後にもう一言、「政治を前に進めましょう」と言っている。
ん、逆に私の方が通勤、通学のみなさんに、「今日もがんばろうね」と励まされているのかもしれない。

by ken-tono | 2010-06-05 10:16

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