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「おとうと」を子どもたちにもぜひ見せたい、と思った。   

まだ夏用の背広で大丈夫だ。
今日も一足先に私が家を出た。
日々違った表情を見せてくれるしだれ柳に目をやりながら、ふ~っと一つ深呼吸をして駐車場に向かった。
やや出遅れてしまったが、町田駅は今日も快く私を迎え入れてくれた。
「とのむらさん!」。
お会いしたことがある年配の男性がさっそく声を掛けてくれた。
「水道料金、町田は高いので何とかしてください!」
昨日の国会で、志位和夫委員長が、わが党を代表して質問した。今日の深刻な経済状況の時にこそ、国民の家計と中小企業の経営を支援する内需拡大型の経済政策への転換を求めた。
青シャツのご主人がやってきた。「ありがとう」と言って、チラシを受けとってくれた。
Mちゃんはカバンにクリアケースと、いつものスタイルだ。
ヒゲのお兄さんはそのいで立ちから離れていてもすぐに分かる。「涼しくなってきましたね」「そうですね」と。
クリスが伴侶と一緒に「オハヨウゴザイマス」と声を掛けてくれた。
しばらくして、霞ヶ関勤務のお嬢さんのお母さん、わが長女と続いてやってきた。
ミニーちゃんは今日もおねむという感じでお母さんにダッコされてきた。
「少し寒くなってきましたね」とマイクで話したら、たまたま通りがかった山崎団地のYさんから「暑いよ・・・」と返事が。ん~ん、そうか、今の季節は確かに微妙な気温だよな、と思った。
霞ヶ関勤務のお嬢さん、藤沢勤務のお嬢さん、「おはようございます」と挨拶した後、2人とも元気に駅に向かっていた。
さて、昨日は、市民ホールで上映された「おとうと」(山田洋次監督作品)を見てきた。
「寅さん」とはまたひと味違って、家族の愛情とさらに一回り外の地域の人たちの愛情、そして、ホスピスという人生の最後を暖かく看取ってくれる施設の人たちの優しさに、ジ~ンときてしまった。
人間として大切にしたい心とはなにか、大事なテーマを考えさせてくれる映画だった。
「おとうと」を子どもたちにもぜひ見せたい、と思った。

by ken-tono | 2010-10-08 10:17

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