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メリー・ジェーン   

冬用の背広で今日はチョット暑かった。ので、桜の花びらも週末まで持つか心配になってきた。とても心配なことがもう一つあった。それは、わがお姉ちゃんが通う中学校のブラスバンド部が廃部の危機に瀕していたことだった。4月の人事異動で、顧問のT先生が他の学校に転勤になってしまったからダ。そのこともあってか、このところお姉ちゃんは、スッカリ元気をなくしていたのダ。もし、新しい顧問の先生が現れなければ、せっかく一年間、猛練習を重ね、先日の定期演奏会のようなすばらしい演奏ができるようになったのに、それも水の泡となってしまうかも!。と、ところが、なんと、今日、中学校からうれしい報告が・・・。「新しい顧問の先生が決まりました」。お姉ちゃんは大喜びダ。ン~~ン、最高!!と言ったかどうかは聞かなかったが、とにかくフウッ~っと一安心といったところダ。4月7日の入学式では、きっと、シッカリとした演奏を新入生に披露できるのではないかナ。異動されたT先生も、そのことを知ったら喜んでくれるに違いない。それにしても、定期演奏会は最後とはいえ、本当にすばらしい演奏だった。その日も書いたが、「K点を越えて」はサイコウに感動した。インターネットで調べてみた。なんと、1999年度吹奏楽コンクールの課題曲だったのダ。で、作者が、ライナーノートという人で、「K点越えという極限点に恐れることなく挑み続ける選手たちの勇気をたたえるために作曲された」のだそうダ。私は、昨年の9月議会で、中学校の部活動の大切さを訴え、顧問の不在によって廃部になり子供たちに失望をたたえることのないように、体制の充実を求めた。そして、ブラスバンドの楽器の購入や修繕に計画的に財政的援助を行うべきだと訴えた。新庁舎建設を今やめれば、部活動の充実のために税金を有効に活用できるではないか。「がんばってくだサ~イ!」と私に健気に声を掛けてくれたブラスバンド部の卒業生の言葉が、ヤケに新鮮に思い出される。ヨシ!子供たちのために、また、ひと肌も、ふた肌も脱がなければ!・・・と思いながら、夜、大好きな「スパイダーマン2」のDVDを久方ぶりに見た。スパイダーマンの彼女「メリー・ジェーン」がキラリと光輝いていた。それは、本町田中学校吹奏楽部定期演奏会のとき「K点を越えて」を演奏していた中学生たちの瞳のようだった。

by ken-tono | 2006-04-04 22:34

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