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春の嵐の後のうれしいハプニングだった。   

春の小嵐がまだ続いている。
フラガールの衣装のように左右に大きく揺れ動くしだれ柳。
朝からもっとも元気な樹木である。
桜は大部咲いてきた。
M銀行前で宣伝をした。
風は冷たく、時間が経つにつれてさらに強くなってきた。
駅前のスポーツジムの従業員の若者がティッシュ配りに来た。
私がマイクで宣伝をし、その廻りで配っていたので、知らない人は私のスタッフかと思った人もいたようだが、さすがにたくさんのお客さんを抱えるジムらしく、通行人の中には「こんにちわ」とジムの“先生”に声をかけていく光景も見られた。
二重ローンの早期解消を提案した昨日の大門参院議員の質問を紹介した。
さて、昨日、午前中、市役所で仕事をしていたら、町田市を中国の地方議員が視察に見えるという珍しいことがあった。
桜美林大学の先生が間に入った形で、福祉施設やゴミ焼却施設などを見学する前、一行の5名が町田市議会を訪れた。
案内役の藤田副議長が、私に、中国の視察団の代表の方を紹介してくれたのだ。
名刺交換をした後、本会議場の見学に私も同行することになった。
議長席、市長などの理事者席、そして、市議会議員の席、傍聴席という構成の日本の地方議会の本会議場に驚いている様子だった。
・・・と、代表のZhao Maoーanさん(漢字で変換できないのでごめんなさい)、湖北省松滋市人民代表大会常務委員会主任という立場の方が、私に質問をしてきた。
「日本共産党の議員は何人いるのか?」「5人で、私が団長です」
「議会では党の方針に従うのか?」「そうですが、私たちがもっとも大事にしているのは、市民の声を聞き、反映させるということです」
「貧困層や中流層の声を主に取り上げるのか?」「それもありますが、それ以外の人たちを含めて多様な要求に応えるよう努力しています。例えば、保育所をつくってほしい、老人施設がほしいなどの声はいろんな人たちから寄せられます」
もちろん通訳の方を通しての会話だったが、今思えば、もう少しまともな返答ができれば良かったな、と。
中国と日本では地方議会の成り立ちや現状に違いがあるため、中国の代表団の方々は、日本の地方議会と日本共産党がどのような活動をしているのかとても関心があったように感じた。
私自身、短い時間の交流ではあったが、地方自治体と地方議会の役割の重要性を再認識できたと思う。
春の嵐の後のうれしいハプニングだった。

by ken-tono | 2012-04-05 09:17

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