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研修医の息子さん   

ずいぶんあったかい朝となった。昨日の朝大雨だったので、駅頭宣伝は今日にした。自民・公明両党が教育基本法「改正」について密室協議を続けてきたが、昨日、「愛国心」問題で合意したということダ。平和な国づくりをするためという教育の目的が、現教育基本法に明確に位置づけられているのに、なぜワザワザそれを変えるのだろうか。「愛国心」は、60年前の侵略戦争では、国のため天皇のため命をささげる国民を作ることが教育の目的だったのだから、アジアの人々と国民が犠牲になった戦争を繰り返さないため、つまり平和な日本の社会をつくるための教育こそが必要ではないだろうか。憲法を基本にすえた教育基本法をしかり守りましょう!・・・と訴えた。なんか、最近駅で宣伝していると、高校生から挨拶されることが多くなった。ん~~ん。私の話、ホームの上とかで聞いてくれたかナア。
8時近くになって、そろそろ終わろうかナと思っていたら、やおら、私が立っている後ろにバッグを置く奥さんがいたのダ。んん??ナンダこのカバンは?・・と思いながら、しばらく宣伝を続けた。「みなさん、今朝の私の宣伝はこの辺で終わりにさせていただきます。ありがとうございました」。・・・・・と、その奥さんが、私に向かって話しかけてきた。「いま、息子を待っているんです。市民病院に勤めてるんですけど、引越しで・・」。「エッ、市民病院で働いてるんですか。仕事は?」。「医者なんです」。話をしているうちに、息子さんは、市民病院の研修医として2年間勤めていたことが分かった。そんな話をしているうち、車に乗った息子さんが、駅頭に現れた。市民病院で引き続き勤務するのかどうか、聞かずじまいだったが、残ってほしいナと思った。

by ken-tono | 2006-04-13 22:12

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