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小林多喜二と忠犬ハチ公   

先日、新聞記事で、戦前、あの忠犬ハチ公が亡くなったときの最後の写真が渋谷の博物館に寄贈されたことを知った。
1935年3月8日。
戸板のござの上に横たわるハチ公を取り囲んでいる10数名の人たちが手を合わせている。
制服姿の人たちは渋谷駅の駅員だそうだ。
この写真を見たときに、ん?似ている写真があるなと思った。
1933年2月20日、特高警察によって拷問、殺害されたプロレタリア作家、小林多喜二の亡骸を囲む人たちの姿を写した写真である。
小林多喜二が虐殺された2年後、ハチ公が亡くなっている。
また双方に共通しているのは、いずれも秋田県大館市の出身であることだ。
今年7月15日で党創立90周年を迎える日本共産党。
その礎には、日本共産党員だった小林多喜二らの不屈のたたかいがあった。
同じ時期を生きていた忠犬ハチ公。
近く、ハチ公の最後の写真が展示されている渋谷区郷土博物館・文学館を訪ねてみようと思っている。

さて、今朝は一度早く目覚めたが、二度寝をしてしまった。
それでも、いつもの時間には間に合った。
オリンピックが近いせいか、朝夕、走る人が増えてきた感じがする。
駅に着き、駐車場からグッズを運んだ。
ガーナ人のIさんが緑のTシャツでやってきた。
褐色の肌に濃いグリーンがとてもお似合いで、ボルト選手もこんな感じかなと思った。
トコトコちゃん姉妹がやってきた。
2人でワイワイ話しているところを見ると、電車の時間に余裕がありそうだった。
「行ってらっしゃい!」と見送った。
Mスポーツジムのお姉さんたちが宣伝用のうちわを配り始めた。
国民は、クーラーの使用を控え、うちわで涼を取りがんばっている。
東電は料金値上げ、関電は大飯原発再稼働。
危険を無視した財界の要求で原発推進に突き進む民主党野田政権に国民の怒りと運動は高まるばかりである。
今日も、「原発再稼働の停止、原発ゼロの日本へ力を合わせてがんばりましょう!」と訴えた。
なぜか、スポーツジムが配るうちわが飛ぶようにはけていた。

by ken-tono | 2012-07-09 09:30

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