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「アベノミクスなんか、我々に関係ないじゃない!」   

この2日間、神奈川県内の医療団体が主催する被災地支援に参加してきた。
宮城県南三陸町、気仙沼市大島が初日、翌日は、気仙沼市唐桑、そして、岩手県陸前高田市とかなりハードスケジュールだったが、充実した内容だった。
とくに、南三陸町と気仙沼市は私にとって初めての訪問だった。
津波の後、原油に火が燃え移り、気仙沼市街地から海を渡って大島まで到達し、山火事に。島の人々が総出で徹夜で火を消し止めるために立ち上がった話を聞いて心を打たれた。
唐桑地区は牡蠣やホタテの養殖が盛んな小さな漁村だが、津波の時船を沖合に出したため、8割の漁船が助かり、漁業の再開まで1年もかからず、あきらめかけていた他の漁師を励ます力になったと話していた。
がれきは撤去され、整地され、一見きれいになった被災地だったが、住宅はいまだ元に戻らず、心の傷は癒えていないことを実感した。
1年ぶりの被災地訪問、支援だった。
というわけで、昨夜は11時帰宅。

今朝は疲れで起きるのが大変だったが、気合で起きた。
唯一空いていたMデパート前に行った。
どこかでお会いしたことがあるような奥さんが私の前で立ち止まった。
「おはようございます。がんばってください」「はい」
「朝早くから仕事しないと生活が大変ですよ。アベノミクスなんか、我々に関係ないじゃない!」と。
S団地に住んでいる奥さんだった。
途中から松村りょうすけ都議予定候補に交代し、道行く人たちに訴えた。

by ken-tono | 2013-06-03 09:21

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