人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「お互いににがんばりましょう!」   

一昨日と昨日は、町田天満宮のお祭りだった。
私は、昨日の夕方少し時間が空いたので、原町田の商店街に行ってみた。
「せいや!せいや!!」と、神輿の威勢のいい掛け声が心地よく響き渡っていた。
秋、である。
そして、昨日は、境川団地にお住いのSさんに日本共産党に入党していただいた。
昭和4年生まれのSさん、二度と戦争はごめんです、と。
いっしょに頑張っていきたいと思う。

今朝もまた秋晴れの空になった。
駅に立ち掃除をした。
・・・と、なんか駅の様子が変だと思った。
森野に住んでいる新宿勤務のおじいさんが立ち止った。
「電車の事故だって。しょうがないよ、待つしか」と。
電車の運行状況を伝える駅のアナウンスが頻繁に流れてきた。
一昨日、御岳山が爆発し、多数の被害者が出た。
みなさんの安全な下山を願うと途中までは私もマイクで話したが、今日のような緊急時にはやめることにして、「おはようございます」とあいさつをするだけにした。
電車が動き始めた。
知っている方々も苦笑いをしながらやってきた。
子どもさんを送ってきたお母さんたちは、電車が発車するまで待っていた。
中町のSさんがやってきた。
「電車遅れてますね?」「あっ、そう・・・」
知らなかったようだが、元気そうだった。
宣伝を終えて、後片付けを始めた。
隣でティッシュを配っていたスポーツクラブの青年が、「宣伝の邪魔してすいませんでした」と声をかけてくれたのである。
正直、こんな話をされたのは初めてのことである。
「いえ、大丈夫ですよ。アルバイトですか?」と話した。
「はい」「ほかに仕事は?」「けれだけです」
そういった後、彼は、「実は、アメリカでプロバスケットボールをしています」と自身のことを語り始めた。
「マイナーリーグだけれどがんばっています。戦争のない平和な世の中にしたいですね」と、スポーツを通じて平和な社会をつくることに貢献したいのだと。
来月、渡米し、バスケットを再開するそうだ。
後片付けが終わり、「がんばってきて!」と握手をした。
「お互いににがんばりましょう!」としっかりと私の手を握ってくれた。
笑顔が素敵だった。

by ken-tono | 2014-09-29 09:19

<< 「助手はいないんですか?」 年をとるということについて深く... >>