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「よし、よしっ!」と右手のこぶしを握り締め   

漆黒の空に星が瞬きをしていた。
さほど雲はないのに、ぐるりと見渡しても月を見つけることができなかった。
そんなに寒くないかなと思った。
駅に着くとすぐに準備に取りかかることができた。
今日もまた、赤い眼鏡の奥さんがやってきて、「今日もいた」と。
「仕事がんばってくださいね」というと、「はい、がんばります」と言って駅に入っていった。
日本山岳写真クラブのおじいさんにチラシを渡した。
青シャツのご主人が見えた。
「よし、よしっ!」と右手のこぶしを握り締めて、激励してくれた。
トコトコちゃん姉妹は、今日もまた一緒にやってきた。
トコトコちゃんの方が早くなったのだ。
「寒いね?」「はい、寒いです」。
2人が口をそろえて応ええてくれたが、その時間にはかなり冷えてきていた。
佐々木市議と2人で生の声を出しながらチラシをまいた。
「鶴川駅ではみんなやってたよ」と激戦を語ってくれる人もいた。
半蔵門勤務のお嬢さんとお母さんがやってきた。
おしゃれで暖かそうなコートだった。
徐々に寒くなってきた。
手をこすらないとしびれてくる。
T君のお父さんもサッカーコーチのMさんもコートなしなのには感心する。
今日は私たちがやった場所には他の候補者の陣営はどこもこなかったので、独壇場だった。
「比例は日本共産党、選挙区は松村りょうすけにご支援をお願いします!」。
歴史を変えるためのあと10日間のたたかいである。
ファイト!!

by ken-tono | 2014-12-05 09:14

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