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雨を吹き飛ばすような声だった。   

三代目が歌う『Powder Snow~永遠に終わらない冬~』もまたいい。
酔いしれて聞いているうちに鎌倉街道を走っていた。
どういうわけだか、菅原神社の前に差しかかると、雨の中を今日もまた実業団の女子ランナーが黙々と走っていた。
駅に着き、少し順番を待ってスタンバイ。
昨日から始まった市議会第2回定例会のこと、とくに、私の一般質問の内容を具体的に話した。
そして、戦争法案の危険な実態が日本共産党志位委員長の国会論戦で明らかになったことを伝え、阻止のためにがんばりましょう!と訴えた。
善行勤務のお嬢さんがやってきた。
ややして、新婚カップルの2人も手をつないでやってきた。
半蔵門勤務のお嬢さんは、珍しく急ぎ足だった。
トコトコちゃんがやってきた。
「気を付けて行ってらっしゃい!」
「行ってきまーす!」と元気に出かけて行った。
それにしても雨はやまない。
そう思っていたところに鶴川勤務の青年がやってきた。
「午後から雨やむらしいよ」「良かった・・・」
内心は今止んでほしかったのだが、そう答えた。
スポーツクラブの女子従業員の方2人がティッシュ配りにやってきた。
肉声なのにスピーカーの私の声より大きかった。
雨を吹き飛ばすような声だった。

by ken-tono | 2015-06-03 09:06

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