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「国保財政がつぶれる前に市民の生活がつぶれる」   

昨日は市議会の文教社会常任委員会が行われ、委員として私も審議に参加した。
初めに審議されたのが、「町田が、子どもを産み育てやすい環境となることを求める請願」で、学童保育クラブの育成料の改定について1000円以上上げないでほしいという請願である。
利用者や市民に対するアンケート調査でも約7割から8割の方が1000円未満に抑えてほしい、あるいは現行通り、値下げを望んでいる。
私はこの声に町田市は応えるべきであるという立場から質疑をした。
自民、公明、保守連の議員から「継続審査」の申し出があり、決を採った結果、「継続審査」賛成が多数になった。
行政の担当者が育成料の改定(値上げ)の決定は「来年2月の下旬」と答弁した事を考えると、「継続審査」では来年の3月議会に先送りにされたわけで、「請願」審査の結論が出る前に事実上、育成料の値上げ条例が提案されることになり、重大問題である。
午後から審議された「地域センター条例の一部改正条例」(10~30%の使用料値上げ)と「地域センター会議室の値上げ中止を求める請願」について、私は、前者には反対、後者には賛成したが、値上げ条例は多数で採択。値上げ中止の請願は少数で不採択になった。
そして、今日は国民健康保険税2年連続値上げ「条例」と中止を求める「請願」が審査され、日本共産党以外の賛成で「値上げ条例」は可決に。「請願」は不採択となった。
渡場さとし党市議は、討論で、「国保財政がつぶれる前に市民の生活がつぶれる」と訴えた。
4千名近い値上げ中止を求める市長あての署名の重みと、共産党市議団の論戦は大いに威力を発揮したと思う。
そして、雨上がりの今朝、無事に駅に立つことができた。
昨日の市議会の様子をまずは報告した。
そして、国会での年金カット法案、カジノ解禁推進法案の強行採決など、自民、公明、維新の強行政治を批判し、総選挙での転換を訴えた。
青シャツのご主人が、「おっ!」と声をかけてくれた。

by ken-tono | 2016-12-14 13:51

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