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ウンでもなければスンでもない。   

起きたとたんに汗がジワジワ噴き出てくるのが分かる。シャワーを浴びて、一瞬だけスッキリした気分になって、駅に向かった。ハンカチで汗をぬぐいながら準備をしていると、顔見知りの人たちが「おはよう!」と声をかけてくれる。で、久しぶりに今日は、キックボードのおじさんと出会えた。何か言いたげな顔だ。と、「小泉をいつまでも好きなようにさせておくから、いろんな事件が起きるじゃないか」。放火事件を指しているのかな?「ハイ」。「がんばってヨ!」と、ポニーテールの髪を垂らして出かけていった。「市議団ニュース8月号」を見て、「どうなってんの、この人は?」「市長を辞めさせるために頑張ってよ」という人も必ずいる。世論は健全だ。
昨夜、帰宅して間もなく、秋田の実家に行った子どもたちから電話が入った。ハプニングがいろいろとあったようだ。昨日の秋田は、33度と東京よりも暑く、クーラーなしではいられなかったようで、たまにしか使わないクーラーのスイッチを入れたが、ウンでもなければスンでもない。昨年の大雪で室外機が押しつぶされたようで、電気屋さんに何とか直してもらったようだ。さて、暑さをしのごうと、私が教えてあげたかき氷屋さんに行ってみたところ、廃業で店はなくなっていた。では、プラモデルでも作ろうかと、町で唯一のおもちゃ屋さん、Tくんという私の中学同級生のお母さんが営んでいた店も、病気が原因で店をやめてしまったようだ。張り切ってた長男は、ガックリ。むしろ私の方が、ドンドンしぼんでいくわが故郷の街の変貌にガックリきているのかもしれない。
長女と長男は、ひとり暮らしの祖母との4日間の生活の中で、何かを感じ取ってくるだろうか。そうはいっても、そこには小さいけれども人々の営みがあり、温かい人情が行き交っている。豊かな自然が人々を包み込むようにして息づいている。
10代の2人の柔らかい心に新鮮な刺激があってほしい、と願っている。

by ken-tono | 2006-08-17 09:33

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