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「すみませんね・・」   

土曜日ということで、子ども達はお休み。いつものように早く目が覚めてしまった私は、朝の光が差し込める中、また一寝することにした。気がつくと、あっという間に出かける時間に。
昨日、風邪を引いて病院に行った長女。ん~ん、大丈夫かなぁと心配しながら、家を出た。
今日も外は天気がいい。
M銀行前にマイ宣伝カーを着けた。
さっそく、昨日の参院憲法調査特別委員会での改憲手続き法案の強行採決について、抗議の気持ちを込めて訴えた。一昨日の自民党と民主党の合意によって昨日の採決が行われ、自民、公明の賛成で法案が可決した。民主党は、政府案に反対したとはいえ、中央公聴会もひらかずに、採決に協力した責任は大きい。日本共産党は、平和を願う多くの国民のみなさんと力を合わせて、廃案のために、また、憲法改悪を許さないために引き続いてがんばります、と訴えた。
かなり力を込めてそんな訴えをしているところへ、マイフレンド・クリスがやってきた。最近は、自然と握手をするようになった。クリスの方から先に、「おはようございます。元気ですか?」と。「はい、元気です」「がんばってください」「ありがとう」。最後に私の方から「テイク ケア」と言ってクリスを見送った。
こんなふうに、今日は、クリスのリードに合わせて、ほとんどが日本語になってしまった。ん~ん、進歩がないなぁ・・。笑顔のクリスに感謝しながら、「英語でしゃべらないとなぁ・・」と思ったりした。
そうこうしているところへ、日大三高の生徒達に続くようにして、大学生の大集団が現れた。70~80人はいたと思うが、お揃いの白にロゴが入ったウンドブレイカーを着て、宣伝中の私の目の前に立ちふさがる形になった。頷いたり、「おはようございます」と挨拶をしてくれる男子学生がいた。そして、集団の最後の方にいた3人の女子学生が、私を見て「すみませんね・・」と会釈をしたのだ。「あっ、ありがとう。学生さんですか?」「ええ、大学生です」「どちらまで?」「山中湖へ。サークルの合宿です」「気をつけて・・」「はい」・・・と。
学生さんの大集団で私が見えなくなってしまったことに、お詫びをしてくれた彼女たちの行動に、なにか、スガスガシイものを感じた。
そして、「私たち日本国民の宝物・憲法を守りましょう!」という私の訴えが、若い人たちの心に届くことを願った。

by ken-tono | 2007-05-12 10:21

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