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トコトコちゃん姉妹   

早めに目が覚めたので、ゆっくりと新聞を読んでから駅に向かった。
駅でスタンバイをしていると、早々と6時半のおじさんがやってきた。やおら「年金、何歳からもらったらいいかなぁ?」・・・。「消えた年金」問題で何かと不安がよぎったのだろうか。「どこへ行けばいいんだ?そこか?」「そうですね。そこの年金センターですね」と。「今度、あなたに話聞いてもらいたいんだけどなぁ?」「いいですよ。いつでも言ってください」と。
チョットすると、トコトコちゃん達がやってきた。背の高い子だけ白い帽子をかぶっていなかったので、「あれっ、帽子はどうしたの?」と聞くと、トコトコちゃんが、「お姉ちゃんは、社会科見学なの・・」と話し出した。んん??トコトコちゃんのお友達だとばっかり思っていたら、な、なんと、お姉さんだった。2人は、姉妹だったのか・・・。
ん~ん、今日から、「トコトコちゃん姉妹」に呼び名を変えよう。
ところで、トコトコちゃん達と一緒のバスに乗ってくるおじさん、今日も彼女たちのすぐ後を歩いてきて、「かわいいよね・・」と。
・・と、大勢の人たちに混じって、両国勤務のお嬢さんがゆっくりと歩いてきた。今日は、上着なしで、白いシャツがスッキリしている。「おはようございます」・・・。んん、何か話したそうな顔。と、「誕生日だったんですよね?私の母が昨日だったので・・」と。「そう。6日・・。良く知ってましたね」「前に、ブログで見ました」と。お母さんの誕生日の前の日だったから、覚えてくれてたみたいだった。「ありがとうございます」と、彼女の意外な言葉にお礼した。
ヒゲのお兄さんのあとに、サングラスのお兄さんがやってきた。「おはようございます」「あ~っ、眠いよ・・・」とお兄さん。確かにいつもの時間より、20分も遅かった。残業かな、それとも、友達といっしょに飲みに行ったのかな・・
相当、人の流れが増えてきた頃、新橋勤務のお嬢さんが歩いてきた。今日はお母さんの姿は見えない。白の上着に、赤と白のストライプのスカートがとっても爽やかだった。
みんな元気な朝だった。

by ken-tono | 2007-06-08 12:22

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