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「13,000人だって。・・」   

昨日は、夜遅くまで、野球の北京五輪予選、日本対韓国戦を観た。韓国選手のホームランに始まり、1回から息の詰まるような試合だったが、全力を出し切り、日本が逆転して勝利をつかんだ。私は、とくに、川上投手や稲葉選手の闘志あふれるプレーに感動した。星野JAPAN、今日の台湾戦もぜひがんばってもらいたいと思う。
そんなわけで、寝るのが12時を回ってしまい、正直、今朝は起きるのが辛かったけど、シャワーを浴びたらパッと目が覚めた。
外へ出ると、けっこう寒い。新聞には、最低気温が9度と書いてあったが、んん??もっと寒いんじゃないか?と思いながら駅に向かった。
いつもよりも、やや遅れてしまったために、T高校生君は出かけた後だった。
本町田のMさんが冬用のジャンバーを着て元気そうに歩いてきた。「おはようございます」「寒いねぇ。風邪引かないように・・」「ありがとうございます」と、挨拶を交わした。
バイオリニストの父娘も元気そうだった。
・・・と、駅の中から出てきた人が突然立ち止まり、私が持っていた「しんぶん赤旗」を見ながら、「昨日の集会、良かったね」と話し始めた。「あっ、行かれたんですか?私は、会議があって残年ながら行けなかったんですが、1万3千人も集まってすごかったですね」「ん~ん、良かったよ」と。
それは、今朝付け「しんぶん赤旗」一面トップ記事、「戦争司令部いらない 首都圏大集会に1万3千人 全国と連帯 米軍再編ノー 座間」だったのだ。「戦争司令部ノー、爆音も原子力空母もごめんだ!」の声が、会場から響き渡った。わが党の志位和夫委員長があいさつに立ち、「全国の運動の広がりの中で、日米の合意後1年半がたった今でも、地元自治体や住民の合意で計画が進んでいるところは一つもない。米軍再編の予算にからんで政官財の軍事汚職が進んでおり、米軍再編を押しつける資格はない」と。そして、「一本の糸が抜ければ、計画全体がほどけていく」と、「たたかいは正念場で、運動をさらに広げていきましょう。日本共産党も最後まで連帯して奮闘します」という決意を述べた。
昨日、私は、会場に行くことは出来なかったが、こうして、「しんぶん赤旗」を通して連帯できているんだなぁ、と実感した。
と、そこへ、昨日の集会に参加した妻からメールが送られてきた。「昨日の集会何人だった?」と。私は、宣伝を手をちょっと休めて、すぐに妻にメールを送り返した。
昨日、集会に参加した人から、“良かったね”と声をかけられたよ」と。昨日の座間市の谷戸山公園で、師走の空に届いた13,000人の声の中に、妻の声もあったのだ。
寒さのあまり途中で買った缶コーヒーが、もう冷めていた。

by ken-tono | 2007-12-03 09:25

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