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周辺の堤(つつみ)には、たくさんのジュンサイが浮かんでいるのを見た。   

「けっこう降ってるよ」。妻の一声で、窓の外を見ると、ザ~ザ~の雨だ。
テレビでは、九州地方がこの大雨で家屋が流されたりと、大変な被害が出ている映像が。
「九州の人たちは大変だね」「ホントに・・・」と話している間に、長女の方が先に出かけた。
しばらくして、私も駅に向かった。
M銀行前は、足早に駅に、バス停に急ぐ人たち。
昨日、参院では、民主などが提出した「首相の問責決議案」が、わが党も賛成し、多数で可決した。もちろん、わが党は、問責決議案は、今出すのではなく、国民の世論と連帯して撤底した論戦で福田自公政権を追い詰めるべきだ、と民主党に話してきた。いずれにしても、闘いはこれからだと思う。
「とくに、後期高齢者医療制度を廃止するために、引き続き、全力でがんばりたい!」と訴えた。
また、先日の一般質問で私は、石坂市長の政治資金パーティー事件の問題を追及したが、そのことについても話した。
自身が関与して有罪判決を受けたこの事件の捜査中であった、2年前の5月、警察に押収される予定だった自身の手帳の記述を「改ざん」したのが、まさに、町田市の市長になったばかりの石坂市長だったのだ。
私は、手帳の「改ざん」は、証拠隠滅に当たる行為であり、現職の市長として、「資質と資格が厳しく問われる問題だ」と市長をただした。市長は、「改ざん」行為を事実上認める答弁をしたが、それ以上の質問には、「市の一般事務と関係ない質問には答えられない」と答弁拒否に出た。
自身がした行為を全く重大に受け止めていないと思った。「市民に信頼される市政をめざす」とは、市長着任当初の施政方針の主たる内容だった。その影で、市長としてあるまじき、反道義的行為をして、隠し続けていたとは。
私は、断じて許すことの出来ない問題であり、今後も徹底追及していきたい、と駅頭で訴えた。
「そうだ!」と頷きながら通る方が、何人かいた。
日大三中・三高の生徒さん達の最後の方のグループがバス停に向かう頃、雨がさらに強くなってきた。「おはようございます」「気をつけてね!」と見送った。
梅雨の時期、東北地方、秋田県内では、田植えが終わり、ジュンサイの収穫が始まる。「スイレン科の多年性水草」と広辞苑では紹介している。みなさんも、スーパーで見たことがあると思うが、実際に食べると、味噌汁に入れるとあのぬるっとした食感がたまらない。
5月の連休に秋田に帰省したときにも、周辺の堤(つつみ)には、たくさんのジュンサイが浮かんでいるのを見た。
命を脅かす豪雨もあれば、田んぼの苗やジュンサイを育てる恵みの雨もある。
地球の温暖化を防止して、豊かな自然を守り続けていかなければならない。

by ken-tono | 2008-06-12 09:05

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