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今朝の飛行機雲のように・・・   

長女も長男も今日から学校である。
私が寝ている間に、長女は出かけていった。
私が出かけようと思っていた頃に、ようやく長男が起きてきた。
「新聞見せて・・・」。
今年の都立高校の応募状況が発表になった。記事によれば、中学3年生の全日制の都立高校への応募率76.85%は82年度以降、過去最高だそうだ。受験生は、都立高校と私立高校を併願する。が、多くのの子どもたちとご家庭は、都立高校に入りたいと願っている。なぜなら、私学の授業料は高くて払うことが出来ないからだ。“滑り止めの私学”というのはおかしいと思う。
やはり、希望した子どもたちは、基本的に全員が都立高校に入れるように定員を確保すべきだと思う。同時に、国はもっと私学に対する助成金を増やし、授業料を下げて、希望者が入れるようにすべきだ。
今朝の新聞を見ながら、「全員の子どもたちが受かってほしい!」と思った。
外に出て空を見上げた。今年初めて見た飛行機雲。太くて長い勢いのある白い雲が、真っ青なドームに幾筋も描かれていた。
思いっきり深呼吸をして駅に向かった。
Mデパート前は、“指定席”の一つがちょうど空いていた。
新年からの仕事に少しこなれてきたのかなという感じの勤労者のみなさんに、また、今日から始まった学校に通う子どもたちに、元気よく声をかけた。
日本共産党が繰り返し呼びかけてきた、与野党が一致して雇用確保・生活支援の緊急対策を実施しようという提案が、昨日の参院本会議でようやく実った。全会一致で、「雇用と住居など国民生活の安定を確保する緊急決議」が採択されたのだ。
私は、引き続き、国民生活擁護のためにがんばりますと、道行くみなさんに訴えた。
また、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区攻撃の被害が、無実の子どもたちにまで及んでいる中で、「即時停戦!」を訴えた。イラク、アフガン戦争終結、自衛隊撤退はもちろんのことだ。
自転車に男の子を乗せたお母さんが、私の目の前を通り、挨拶をしてくれた。男の子に「おはよう!」と声をかけると、笑顔を見せてくれた。
通所施設に通っている若い女性も元気に「おはようございます」と挨拶をしてくれた。
車の中からも、何人かの方が会釈をしてくれた。
どうやら明日の東京は雪になりそうだが、今朝は、空気が冷たいながらも、駅前の空間に注ぐ太陽の光がとても暖かく感じた。
さて、昨日は、町田商工会議所の新年賀詞交換会に参加した。
会長さんの挨拶は、苦境にさらされている中小企業の立場に立った挨拶だったが、当のI衆院議員は、「景気対策を準備してます」と言いながら、昨日の国会で与野党一致で雇用危機打開の決議が採択されたことについては一言も触れなかった。政治の役割について、認識と立場が問われるなと思った。
歓談していると、そこへ、ある青年実業家?が私の前に現れた。
「とのむら健一さん、ですよね。バイク雑誌に載っていませんでしたか?」「ええ・・・」「先ほど壇上で紹介されたとき、あっ、この人だ!と思いました」「そうですか」。
彼は、外国の旧車販売の事業をしているそうだが、自身もバイクが好きで1100ccという“リッターバイク”に乗っている。
突然の“訪問客”に私はビックリしたが、事はバイクの話。
「いつか、いっしょにツーリングでも・・・」ということで大いに盛り上がった。
新春の道路を一筆書きのようにワイディングしたいものだが、しばらくはお預けになりそうだ。
むしろ、日本共産党が、この一年、今朝の飛行機雲のように、勢いのある実績を示さなければならない。

by ken-tono | 2009-01-08 10:16

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