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金杯のような三日月が輝いていた。   

一度寝直したら、寝過ごしてしまイ、あわてて着替え外へ飛び出した。
まだ真っ暗。
空を見上げると金杯のような三日月が輝いていた。
駅に着くと、やや遅れた分だけ先客が来ていた。
空いてる場所を見つけ、挨拶を始めた。
Mちゃん、今日はマスクをしてやってきた。
I先生がバス停に向かっていった。
ヒゲのお兄さんが来て、「今日は、雲があってそんなに寒くないですね」と。その時間帯はそうでもなかったが、1時間も経つとグ~ンと冷え込んできた。
霞ヶ関勤務のお嬢さんのお母さんがやってきた。私の青のノボリを見上げて、「と・の・む・ら・け・ん・い・ち」と頭の中で反復している様子だった。
シティーホテルで深夜働いているおじさんが、仕事を終えて帰宅する途中だった。「民主党もハッキリしねえな」「共産党ががんばりますので」「そうだな、がんばって・・・」
霞ヶ関勤務のお嬢さん、藤沢勤務のお嬢さん、音楽を聴きながら、メールをしながら、と忙しそうに出かけていった。
8時までがんばった後、今日はMデパート前に場所を移して、今度は宣伝カーで訴えた。
車の中から手を振って応援してくれた人が何人かいた。
段々寒くなり、手が冷たくなってきた。
「新庁舎建設は止めて、市民のくらしを最優先にした市政を実現できるのは、日本共産党だけです」
暖かそうな襟巻きをまいて、ロングコートを羽織った奥さんが、「がんばってください。応援してます」と足を止めて、にこやかに話しかけてくれた。

by ken-tono | 2009-12-14 10:17

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