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「ソウデスネ」とたどたどしい日本語で応えてくれた。   

金曜日から本格的に雪が降った。湿った雪だった。
土曜日は雨交じりで、超寒かった。
昨日の日曜日は暖かかった。
この3日間、朝の宣伝はお休みにしたが、その分、日中、目一杯宣伝をしたので、ちょっと風邪を引いてしまった。
咳と鼻水が止まらないのである。
そんなわけで、昨夜は、思い切って近くの温泉でぬくたまったら(秋田弁)、功を奏して今朝は調子が戻ってきた。
駅に出かけた。
空は鉛色である。
ん?今日も雪?と空を見上げながら車に乗り込んだ。
それにしても昨日は驚いた。
長女と妻と一緒に車に乗ろうと思ったら、ドアが凍てついて空かなかったのだ。
ハッチバックの後部からドアを開け、中から鍵を外さなければならなかった。
驚いた。
今朝、駅に着くと、雪がぱらついてきた。
霰(あられ)のような小粒の乾いた雪だ。
溶けると頭が濡れてしまうので、傘を差して挨拶をした。
ちょうど、元柔道部員のお兄さんが、ブルーのアノラックを着てやってきた。会ったのは久しぶりである。
本町田のMさんも着た。「寒いね!」「はい・・・」「風邪引かないように」「はい」と。何やら袋をたくさんぶら下げていた。
トコトコちゃん姉妹も着た。笑顔のお姉ちゃん。トコトコちゃんには、「雪だね。気をつけてね」「うん」と。
挨拶するようになった黒人女性に、「寒いですね?」と声を掛けると、真っ白な歯をのぞかせて、「ソウデスネ」とたどたどしい日本語で応えてくれた。
ムバラク・エジプト大統領の辞任の話を中心に、日本の政治との共通点は何か、私の考えを話した。
雪は何度も降っては止み、また降っては止んだ。
寒かった。

by ken-tono | 2011-02-14 08:49

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