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「私の仕事の取引先の人が何人か亡くなりました」と。   

29日、3月市議会が終了した。
東日本大震災の揺れの影響で、本会議場の天井の改修が必要となったため、震災後は、第一委員会室での本会議となった。
質疑の時間を縮小しなければならなかったりと制約もあったが、わが日本共産党市議団は、市民のみなさんの要望を届けるために、質問や質疑、討論をしっかりと行い、最後まで奮闘した。
今週も駅頭は続けている。
今朝は早めに家を出た。
しだれ柳が朝陽に照らされ、瑞々しく、意気揚々としている。
昇り始めた太陽が、調整池に反射し、水面が真っ赤に染まっていた。
事務所に立ち寄った。
隣のお店の自動販売機でホットの缶コーヒーを買った。地震の影響で充分生産ができないのでご迷惑をおかけしますと、張り紙がしてあった。おそらく、東北、関東地方にあった清涼飲料水などの生産工場が被害を受けたからだと思う。
途中、本町田のMさん夫妻にあった。
Mさんはすぐに私に気がつき、「おはよう!」と声を掛けてくれた。
車の私が先に駅に着き、掃除を済ませ、挨拶を始めた。
よくお会いするご主人が立ち止まり、「とのむらさんの家は大丈夫でしたか?」と話しかけてきた。
「はい、実家は秋田なんですが、停電ぐらいで済んだみたいです」「そうですか。私の仕事の取引先の人が何人か亡くなりました」と。
やはり、みなさん東北地方に知り合いがいる方が結構いるようだ。
本町田のMさん夫妻が到着し、「がんばってるね」と言いながら駅に入っていった。
赤いスニーカーのお兄さんが来た。今日は、ヤッケが赤だった。
大田勤務の奥さん、K大学附属の高校生くん、3人兄弟のお兄さんがやってきた。
初めてお会いするご主人が立ち止まり、5分ほど会話になった。
「駅でよく頑張っていますね」と、議員活動について色々なご意見をいただいた。
ん?と思うような意見も中にはあったが、市民の方々の意見はどれも大切にしなければならないと思っている。
互いに名刺を交換した。都内で会社を経営している方だった。必ずしも日本共産党に理解がない方でも、私を通じて、理解が深まってくれればいいかなと思った。
駅頭での挨拶を終え、午前中は、市役所で2人の方の生活相談にのった。
桜のつぼみもほころび始め、少しずつ寒さも緩んできた気がする。
確かに、今日で3月は終わりである。

by ken-tono | 2011-03-31 12:01

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