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「山登り・・・」   

4日、偶然にもテレビを見て、初めて知ることになり、さっそっくファンになったシンガー・ソングライター、熊谷育美さん。
彼女のオフィシャルサイトを開いて、これまた翌日の5日、厚木市主催のお祭りのFM横浜公開放送に出演することが分かり、私は、お昼前、本厚木駅前に設置された特設スタジオに向かった。
放送は11時から始まったものの、彼女の出演時間は分からないまま。
それならばと、ちょうどお昼時の腹ごしらえをと、グルメの会場に向かい、あのB級グルメグランプリに輝いた、厚木シロコロホルモンをめざした。
要するに、焼き肉屋で食べるホルモンと同じだが、炭火焼きの香ばしいホルモンはそれなりに美味しかったと思う。ただし、数個入って400円はちょっと高いかな、と。
他にもおいしそうなものを立ち食いしていたらもう正午に。すぐに特設スタジオに引き返すと、ちょうど熊谷育美さん本人が椅子に座ったところだった。
スズキーズという2人の鈴木さんというデスクジョッキーの質問に応える熊谷さんは、宮城県気仙沼の訛りがたっぷりと入った話し方で、26歳の現代風の女性の容姿と東北訛りのギャップがとても心地よかった。
大震災に負けないでがんばっている姿。
とくに、震災直前に作った曲『雲の遙か』は、いま、合唱曲として全国の学校から引っ張りだこだ、とか。
厚木のステージでは、この『雲の遙か』と『その先の青へ』の2曲を、キーボードを弾きながら熱唱された。
わずか30分ほどだったが、宮城弁でのトークを織り交ぜながら被災地出身のシンガーとして感動的なステージだった。
5日の午後は、町田に戻り、町田駅で、TPP交渉参加反対、原発からの撤退の宣伝、署名行動に参加した。
6日の昨日は、森野地域の「日本共産党と語る会」に参加し、初めて参加していただいた方とも率直な質問や意見の交換ができ、とても有意義な集いだった。
そして、そして、11月7日、月曜日の朝。
11月初旬としては温かい町田駅頭に立った。
のぼりを立て終え、掃除をしているところへ、「おはようっ!」という声が。
本町田のMさんだ。
「元気だね!」と激励された。
赤いスニーカーのお兄さんが、バイオリニストのご主人が出かけていった。
・・・とそこへ、リュックサックを背負ったK先生夫妻がやってきた。
2人とも退職しているが、「今日は?」と聞くと、「山登り・・・」と。
これだけ天気がいいと、山は気持ちがいいだろうなと思った。
T先生は市内の中学校へ出勤。以前、わが家の子どもたちもお世話になった音楽の先生である。
緊迫した状況になってきたTPP参加問題について、「阻止しましょう!」と訴えた。
昨日の新聞で、山形県知事が、東京で、山形特産の新種のお米「つや姫」をPRしていたが、日本がTPP交渉に参加したら、できるだけ農薬を減らして作っている日本の安全でおいしいお米は全く太刀打ちできなくなるでしょう。だから、TPP反対でがんばりましょう!と訴えた。
今年の新米はもう店頭に並んでいる。

by ken-tono | 2011-11-07 09:00

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