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「えっ、東京タワーができたとき、お父さん生まれてたの?」「そうだよ」   

やはり昨日は寒かった。
東北のような慣れた寒さではなく、慣れない寒さという感じがする。
昨夜、わが家の子どもたちがテレビで、『ALWAYS三丁目の夕陽』という映画を観ていた。
昭和33年当時の東京下町のある家族と周辺の人々の生活を描いている。
「三丁目の夕陽?」「うん」「お父さんが子どもの頃の話だよ」「えっ、東京タワーができたとき、お父さん生まれてたの?」「そうだよ」
私が4歳の頃の話だから、残念ながら、まだわが家にはテレビはなかった。やってきたのは、たしか、小学校に入った頃だったと思う。
2人は「へぇ・・・」と言っていたが、映画を見終わってどんなことを感じたのだろうか?
感想を聞く前に、私は眠ってしまった。
さて、先日、雪かきで秋田に帰って、Yおじさんと温泉に行くさながら聞いた話を紹介したいと思う。
昔はとにかく雪が多かった、と。戦後間もなく、まだ20代だったおじさんは林業の仕事に就いていた。なんと、電柱の上に腰掛けられたほど雪が深かったという話である。
「きりたんぽ」の発祥について、阿仁マタギだったのか聞いてみた。
おじさんは、「そうだよ」と答えた。
マタギが猟で山にはいるとき、炊いたご飯だけを持っていき、持参した斧の底でご飯をつぶし、たき火で焙る。山で捕った山ウサギやキジの肉で出汁を取って、それにたんぽを入れて食べたのが始まりだったと聞いている、と。
また、山から切り出した秋田杉などの木材の貯木場が川のそばにあって、そこから筏をつくって能代の方まで運んだという話、などなど。
秋田縦貫内陸鉄道の鈍行列車に乗りながら、おじさんの話を聞き、車窓から真っ白になった山里見ていたら、数十年の昔にタイムスリップしたような気持ちになってしまった。
目が覚めた。
今日も雪が降っているようだ。
先に妻が仕事に出た。
長女が起きてきた。
私も朝食を食べ、駅に向かった。
すっかり遅い時間だったが、雪交じりの冷たい雨が降る中、駅に向かう人たちも徐々に増えてきた。
民主党野田政権が進める「税と社会保障の一体改悪」と日本共産党の対案について話をした。
初めてお見かけするご夫婦が挨拶をしてくれた。
そういう方が、他にもいた。
雪になるのか、雨になるのか微妙な感じがした。
外気はかなり冷え込んでいるので、雪になるのでは?と思った。
宣伝を終え、コンビニでコーヒーを購入し、飲んでほっと一息ついた。

by ken-tono | 2012-01-21 10:56

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