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「シンブン ミテマスネ!」   

昨日のセンバツ大会、期待の石巻工業は5:9で神村学園に敗れた。
野球部員の7割が被災し、厳しい避難生活の中で練習をしてがんばった石巻工業の選手のみなさんにエールを送りたいと思う。
昨日は、地元の小学校の卒業式に出席した。
校長先生が、式辞の中で、大震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りすると述べたが、当たり前のことのようで、とても大事なことだと思った。
式の中でいくつか気になることがあった。
一つは、「卒業証書授与のときには拍手をしないようにしてください」というお願いだった。
卒業式と言えば、校長先生が「おめでとう」と1人1人に声をかける。
それと同じように、保護者や教職員のみなさんも、「がんばったね」と労いの気持ちで見守ってくれている。「拍手」を帰省する意味が理解できないと思った。
もう一つは、卒業生と5年生による「思い出や感謝の言葉」が、式が終了した後に“欄外行事”として行われて、ビックリした。
形式だけの卒業式にどんな意味があるのだろうか。
子どもたちが、先生が、保護者や地域のみなさんが、6年間をふり返って、いろいろあったことを思い出しながら新たな門出に立つ。私たちは、その姿に感動するのだと思う。
大阪府立の高校では、君が代を歌っている口の動きのチェックまでしたというが、行政が管理する教育に子どもたちの成長は成り立たないと思った。
自由な子どもたちの成長が保障される教育を願いたい。
それにしても、ボーイソプラノの子どもたちの歌声と、感謝と夢を語った卒業生の初々しい姿に胸がいっぱいになった。

さて、今朝は、一日雨だったはずだが、外に出たら未だ大丈夫だった。
そうはいっても、灰色の雲に空一面が覆われている。
駅に着き、スタンバイを終えて、挨拶をした。
赤いメガネの奥さんがやってきた。
ビラを渡すと、「職場に若い男の子がいっぱいいるから見せるね!」と。
新聞に目を通していたら、向こうからカナダ人のC夫妻がやってくるのが見えた。
Cさんは、指で長方形の枠を作って、「シンブン ミテマスネ!」とニヤリと笑っていた。
イギリス人のKさんもやってきた。
今朝も寒かったからか、ツルツルの頭の上に白い毛糸の帽子をかぶってきた。
「オハヨウゴザイマス イッテキマス」と言いながら。
M先生がやってきた。昨日は卒業式に出たと思う。
渋谷勤務のお兄さん、半蔵門勤務のお嬢さんのお母さん、Tくんのおとうさんと、次々とやってきた。
いつもは黒ベースの半蔵門勤務のお嬢さん、今日はベージュの明るい色だったが、御本人も明るく「おはようございます」と声をかけてくれた。
まだまだ寒いせいか、宣伝時間が長く感じてしまった。

by ken-tono | 2012-03-23 09:26

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