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「ゴールデンウイーク」と「バカンス」   

朝起きたら霧雨が降ってたので、ドーしようか迷ったが、思い切って駅に出かけた。丸井デパートの前で、Oさん特製のノボリ立てを使い、傘を差しながらマイ宣伝カーで訴えた。5分としないうち、プッ、プッ~~っと音がした。目の前を走る車の中をのぞいてみると、金森方面に住んでいるMさんだった。刹那、ド~モッ!と目で返事をした。
今日は、昨日とほぼ同じような話をした。なかでも、教育基本法改悪法案の廃案を強く訴えた。「大型連休が終わり、みなさん、普通に戻りましたか?」なんて話から始めてみたものの、通勤・通学者の皆さんの様子は、ヤッパリ連休明けという感じがした。ソーいえば、宣伝が終わった後、車の中でTBSラジオの「森本毅郎スタンバイ」に耳を傾けたら、「5月病」が増えているという話をしていた。フランスでは、1ヶ月ものバカンスがあるそうだが、日本人は、長時間過密労働で働き疲れ、短い連休を急いで休まなければならないところがあり、ヨーロッパの労働者の労働条件とはだいぶ違うようだ。そして、同じフランスでは、青年の解雇を容易にする「初採用契約(CPE)」に反対する労働者、学生、高校生などのデモが300万人にもふくれあがり、とうとう政府の計画を断念させた。フランスには、親や祖父母の代にも国民の運動で労働条件を改善させ、バカンスを実現してきたと、先日のIさんの講義の中でも話があった。
日本の「ゴールデンウイーク」をヨーロッパの「バカンス」ように充実できようにがんばっていきたい。

by ken-tono | 2006-05-09 09:23

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