そうか、“就活”が始まったんだと思った。   

しだれ柳の枝葉が勢いよく伸び広がっている。
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のようだ。
エンジンの始動音の心地よい響きを耳にしながら駅に向かった。
スタンバイをして、掃除を済ませて、さあ挨拶。
声をかけてくれる人が徐々に増えてきた。
良く挨拶をするあるご主人が何か言いたげな表情でやってきた。
「今日のネクタイ。どこかお出かけですか?」と。
私は、とっさに「いえ・・・」と返事をした。
普通のネクタイなのだが、おそらくこの間(秋~春)ず~っとジャンバーを着ていたからかもしれない?と思った。
それでも新鮮に映ったのだからと思い、うれしかった。
3人兄弟の下の弟君が部活のバットを抱えてやってきた。
旭町のSさん、プジョーに乗ってくるご主人もそれぞれが奥さんに手を振ってからこちらに向かってきた。
昨日、市内で行われた安保法制=戦争法廃止を求める市民デモに私も参加した。
2000万人署名を実現し、参院選で勝利、躍進して安倍政権の退陣を!と訴えた。
しんぶん赤旗が調べたタックスヘーブンに日本の超富裕層も関わっている実態を紹介し、格差社会の根絶へがんばりたいと訴えた。
クリクリちゃん姉弟がお母さんの車から降りた。
弟君、そして、大きくなったお姉ちゃん、と。
豹柄ルックのお嬢さんがご兄弟らしき方の車から降りた。
黒のバンダナに深みのある赤いシャツ、アニマル柄のシューズと相変わらずシンプルなファッション。
「おはようございます」と声をかけた。
3人兄弟の真ん中のお兄ちゃんがやってきた。
なんと、黒いスーツを着ているではないか。
そうか、“就活”が始まったんだと思った。
「いよいよです。がんばります」と、彼の目が私に訴えかけているように見えた。
だいぶ暖かくなってきて、スーツの上着を脱ごうかな?と迷ったほどだった。



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by ken-tono | 2016-05-09 09:32

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