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ジャズギター   

暑くて3時ごろ目が覚めたせいか、ちょっと寝過ごしてしまった。急いで駅に向かったが、6時半のおじさんたちはすでに電車に乗った後だった。皆さんに挨拶を交わしながら、7月9日、横須賀で行われる「米軍再編強化・米空母寄港反対の集会」のチラシをまいた。おりしも、昨日の日米首脳会談で、小泉首相とブッシュ大統領は、共同文書の中に「世界の中の日米同盟」という言葉を入れた。日米軍事同盟の更なる強化であり、憲法9条改悪で、日本が戦争の道に進む方向だ。平和を守るためになんとしても、食い止めなければならない。・・とマイクで訴えた。
と、いつものように新橋勤務のお嬢さんが、ニコニコしながらやってきた。「出勤時間は何時なの?」と聞いてみたところ、「8時45分!」と。「着くのの調度ぐらいじゃないの?」。「そう!」。「行ってきま~す!」と元気に出かけていった。で、今日も、中学生や高校生がさわやかに挨拶してくれた。
さて、昨日の夕方、森野のAさん宅を訪ねた。以前、相談に乗ったことがあった方だが、奥さんが玄関に出てこられた。3年前に、20代のご長男を病気で亡くされたこともあり、「まだ、気持ちが元に戻らなくて・・」とずうっと落ち込んでいたようだが、30分ほどお話を聞く中で、「あまり他の人と話さなくなってしまい、今日は少し気持ちが楽になりました。」とおっしゃっていただき、少しホッとした。
帰りがけ、ジャズギターの名手・渡辺加津美さんのCDを聞きながら車を走らせた。そ~いえばと、ふと、この7月、13回忌をする父のことを思い出した。父は、子供のころから音楽が好きな人で、バイオリン、チェロ、マンドリンなどを友達と楽団をつくり、演奏していたようだ。その父が、私が小学生のとき、苦しかった家計の足しにと、持っていたジャズギターを知人に売却したことがあった。ん~~ん、と、残念そうな顔をしていた父のことを、CDを聞きながら思い出した。
古くなったバイオリンとチェロだけは、今でも残っている。

by ken-tono | 2006-06-30 09:54

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