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自家焙煎のコーヒーの香りがスゥ~っと入ってきた。   

土曜日の朝のせいか、子どもたちはまだ寝ている。起こさないように、とは言っても、実際にはガタンゴトン、ビィ~ン、ジャ~ッ、バッタンと、各種の音を出し、家族に迷惑をかけながらわが家を出た。いつものことだ。
駅に向かう途中、Y都議の後援会の旅行のバス2台とすれ違った。今朝の新聞に、耐震偽装事件で起訴されているイーホームズ社長の藤田被告が、東京地裁の公判で、架空の増資をした起訴事実を認めたと書かれていたが、関係が深かったY都議、バスの中で参加者にこの問題をどのように説明するのだろうか・・・、なんて考えたりした。民主党のメール問題以来、耐震偽装事件における伊藤公介衆院議員の疑惑解明が中断しているようだが、迷宮入りは許してはならない。もちろん、石阪市長の政治資金パーティー疑惑についてもだ。
土曜日なので、いつものように半分以上は高校生たちだ。そんな中、これから仕事に向かおうと、ヘルメットをかぶり作業着をバシッっと着た若い労働者が、北朝鮮ミサイル発射に抗議する訴えや小泉内閣が昨日発表した「骨太方針」による国民負担増を批判する私の話に、うなずき、拍手をしてくれたのだ。1人でも、2人でも日本共産党の政策を理解していただき、支持を増やしていかなければという気持ちを強くした。
宣伝を終えた後の朝8時過ぎ、原町田の商店街を少し歩いてみた。仲見世商店街は、いつものようにお店の準備に忙しい。ほかに開店してるのは、牛丼屋やファーストフード店といったところ。そして、ちょうどその頃、パブなどで夜の仕事を終えた黒いスーツに身を固めた若者が、外へ出てくる。みんな、かなり疲れている様子だ。毎日のように大量のお酒を飲んでの仕事なのだから、体に影響がでないはずがないと思う。若者が、年をとっても、ず~っと続けられる仕事を増やしてあげたい!
と、旧駆け足通りにある古い喫茶店のマスターが、開店に備えて、店の前に置いてあるプランタンに水をやっていた。自家焙煎のコーヒーの香りがスゥ~っと入ってきた。

by ken-tono | 2006-07-08 10:02

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