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「ご自分とご主人を大切になさって下さい」。   

ゆっくりと寝たせいか、今朝は、長女、私・・・の順に起きた。ご飯に納豆、味噌汁と、簡単に朝食を済ませた。一足先に、長女がフルートのレッスンに出かけようとしたら、「「あ~っ!」と声を発した。妻の話によると、どうやら昨日、フルートを学校に忘れてきたらしいのだ。無人警備の日曜日の学校に行っても、中に入ることは出来ない。結局長女はあきらめることになった。
どうも、忘れることになった原因があるらしい。文化祭の後、通常通りの部活が始まろうとした頃、警察から「不審者情報」が学校に入り、生徒たちは、緊急に校庭に集合。部活は中止となり、地域ごとに集団下校することになった。どうやら長女は、そのどさくさでフルートを忘れたらしいのだ。
この中学校がある町田木曽団地の中には、警察官が日勤体制の交番があるが、東京都の統廃合の方針で、来年の春にはなくなってしまうことに。このところ、事件や不審者情報が相次いでいるだけに、木曽団地交番は存続してほしいというのが、地域住民の声だ。私は、9月議会の一般質問で、市長から東京都へ存続を要求してほしいとただしたが、市長は、「そんな考えはない」と、とても冷たい答弁をしたが、引き続き、存続のためにがんばっていきたいと思う。
さて、今日は、午前中はUさんと、午後は0さんと地域を訪問した。有罪判決を受けた市長が辞めないでいることは非常識であり、おかしいよ!と怒ってた人。憲法や教育基本法を改悪しようという動きにとても危険なものを感じるとおっしゃった人。色んな人と話をすることが出来たが、Oさんと回った午後は、自転車だったので、筋肉痛になりそうな気配がする。
話をした人の中に、75歳のご婦人がいた。5年前に脳血栓を患ったために、何もやる気がしなくて寝てばっかりいるというのだ。得意だった裁縫も全くやらなくなったらしい。唯一の楽しみは、ご主人と外にご飯を食べにいくことだそうだ。「郷里はどちらですか?」と尋ねてみたところ、「青森です。お城のそばです。でも、親がいなくなったからもう返ることはないね・・」と。
ん~~ん。東北出身の人とお会いできて嬉しかった反面、故郷のに二度と戻れないという寂しさも感じた。
「ご自分とご主人を大切になさって下さい」。そう言って、お宅を後にした。

by ken-tono | 2006-10-29 17:10

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