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「ファンのみなさんがいなければ、私はプレイできない」   

朝起きてテレビをつけたら箱根駅伝がスタートしていた。ハイレベルの激走を見ているうちに、あっという間にお昼になってきた。
とにかく、今日もお休みにした私は、お腹がすいたらご飯を食べるということにしたため、いつ食べたのかサッパリわからなくなってしまった。
子どもたちも妻も、三々五々に起きてくる。
一年のうちに2,3日、まったく無計画に一日が終わってしまう、そんな日があってもいいのかもしれない。今までなら、何かもったいないような気がしたかもしれないが、とてもいいストレス解消になったと思う。
届いた年賀状に、年賀状を書いたのも今日だった。議員ということで、市内の方ならば、すべて返信のみの手書きでなければならない。そのため、そのほかの方を含めて、どうしても、正月になってから書き出す習慣になってしまった。
相手の様子、今年の私の抱負、家族の近況など、みなさんと同じように改めて振り返る貴重なときかもしれない。
「長女が今年高校受験で・・」と書きながら、あっ、そうだったよな、私は、お休みだからといって、長女に冗談ばかり言ってられないよな、なんて我に帰ったりした。
必死に書き終え、妻のバイクで二人乗りをして、郵便局に年賀状を出しに行った。元旦の昨日は、ズ~ッと家の中にいたせいか、まるでもぐっていた海の中からフゥ~っと息を吐いて水上に出たときのように、外の空気がやけに新鮮に感じた。
みなさんと同じように、今日から営業しているスーパーに行き、夜のおかずも買ってきた。
「寒いなぁ~っ」と信号で止まるたびに、ヘルメットのシールドを開けて妻と話しながら家に戻ってきた。
夜、テレビを見ていたら、NHKにイチロー選手が出ていたので、釘付けになって見た。「天才イチロー」とマスコミで騒がれながらも、本人は、日々、さらに高い目標に向かって鍛錬し、苦悶し、お先が真っ暗になり、そして、今になってようやく楽しい野球ができる入り口に立てた、と言う。
テレビの中でイチロー選手は、「50歳で4割が撃てたらいいな」と言っていた。
プロの野球選手として、新たな挑戦を決してあきらめず、そのために地味な努力を続ける。
もちろん、私など彼の足元にも及ばないが、その意気込みにとても学ばされた。
その後の英語の番組に、自民党の麻生太郎氏が出て、パフォーマンスを演じていた。福田政権の先を読んだ取り組みを今からしているのだろうか?
それはどうであろうと、国民が主人公となる新しい政治の実現へ私はがんばらなければ。
イチロー選手は、最後のほうでこうも言っていた。「ファンのみなさんがいなければ、私はプレイできない」と。
よく聞く言葉だが、イチロー選手の言葉は実に意味深いな、と思った。
んん。

by ken-tono | 2008-01-02 22:26

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