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「んだ」は「イエス」で「んた」は「ノー」。   

今朝はのんびりと駅の宣伝に行くことにした。
家を出ると、近所のAさんご夫婦がジョギングを終えて帰ってきたところだった。「おはようございます」と互いに爽やかな挨拶を交わした。それにしても、スマートな2人だな、なんて思いながら・・・
駐車場の桜のつぼみは、今にもはち切れんばかりにパンパンにふくれあがっていた。
M銀行前にしようかと思ったが、色んな人たちがいたので、場所をMデパート前に変えた。すでにお日様が昇り始めていたので、何と暖かいこと。昨日は、「暑さ寒さも彼岸まで」なんてウソじゃないのと思っていたが、自然はウソをつかない。
で、今朝は、派遣労働者の直接雇用や正社員化の新たな動きについて、今朝のしんぶん赤旗で紹介している「いすず自動車」での話をした。また、後期高齢者医療制度の中止撤回と健康診査の無料化の話をしたときは、さすがに、何人かのお年寄りの足がピタリと止まり、2,3分聞き入る姿が見られた。デッキの上から手を振ってくれた男性がいたが、失礼だが、どなたかは分からなかった。「ありがとうございます」と手を振り返した。
平日と違い土曜日のせいか、朝と言えども、けっこうのぞき込んでいく方が多かった。
宣伝の後、仲見世商店街に寄ってみたら、もうとっくに準備が終わり、一休みしていた。暖かくなったこともあり、みなさん、「おはようございます」と笑顔で元気がよかった。
さて、今朝、朝日新聞を読んでいたら、社会面の「青鉛筆」という小さなコラム欄に、秋田弁の「んだ」というTシャツの写真と記事が載っていた。東京に住む秋田出身の会社員(31)が、「お国言葉で地元を盛り上げたい」と、背中に「んだ」と筆でデザインした文字を書いたTシャツを販売したら、半年で1000枚も売れたという話だ。「んだ」は、標準語では「そうだ」、英語では「イエス」ということになる。秋田県人は、この「んだ」を単発では使わず、「んだんだ」という言い方をする。また、「そうだったんだ」と言うときにも、「んだ~」という言い方をする。私は、「んだ」は、雪国らしく短い言葉だが、相手のことを思いやったとっても温かい言葉づかいだと思っている。
この男性、次のTシャツの文字を「へばな」(またね)と書いて販売しようと思っているらしい。
「へばな」もとっても温かい言葉だと思う。
ちなみに、「んた」は、「いやだ」の意味で、英語で「んた」は「ノー」ということになる。
「んだ」は「イエス」で「んた」は「ノー」。
都会の人には分からないはずだ。

by ken-tono | 2008-03-22 10:49

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