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コバルトブルーの油絵の具が海のにおいと波音を感じさせてくれる。   

子ども達2人はびくともせずにグ~グ~寝ている中、今朝はゆっくりめに駅頭に向かった。
暖かく春らしい穏やかな日和である。
私が駅に着いたら、日大三高・三中の生徒さん達がズラリとバス停に並んでいた。信号機そばの歩道では、塾のチラシを学生アルバイトの男女が必死に配っていた。
しんぶん赤旗一面記事を紹介した。米原子力空母の横須賀基地母港化の是非を問う住民投票の直接請求署名が、法定数の7.4倍にあたる52,398筆集まり、昨日、同市の選管に「住民投票を成功させる会」のみなさんによって提出された。前回(二年前)は、4万筆で、市長から条例案が提出されたが、議会では否決に。2度目の今回は、1万筆多かった、と。町田市民にとっても、米空母艦の横須賀基地への寄港によって、町田上空での飛行訓練が行われる。爆音被害をなくすためにも、「横須賀市民と連帯して、母港化反対、基地撤去へがんばりたい!」と訴えた。
今日は、バレエのコンクールでもあるのか、すらっとしたスタイルの中学生ぐらいの女の子と付き添いのお母さんが市民ホールの方へ向かっていく姿があった。
また、サッカーの試合に向かう男子中学生が集団でやってきて、私に、「おはようございます」「がんばってください」と声をかけてくれたので、私も、「みんなもがんばってね!」とエールを送った。
後期高齢者医療制度についても怒りを込めて訴えた。そうしたら、ある奥さんが立ち止まり、「私はまだ75歳になってませんが、あまりにもひどい制度ですよね。低年金のお年寄りから保険料を天引きしてどうしようっていうんですか。この間、市役所に電話したら、『国が決めたことだから』と、ちゃんと聞いてくれなかったです」と。「本当にひどいですね。年を取ったら早く死ねと言わんばかりの制度は、早くなくしましょう。お年寄りが大切にされるに本の社会を作っていきましょう」と話した。
「共産党にがんばってもらわないとね・・」と激励された。
「みなさん、国民は、自民党政治に対してどこでも怒ってます。根っこには、大企業中心、アメリカいいなりの政治があります。国民が主人公、自主自立の日本外交に変えていきましょう!」と訴えた。
境川団地の友人のTさんが、仕事に行く途中、デッキの上から手を振ってくれた。
さて、昨日は、国際版画美術館で行われる「美術家たちの『南洋群島』」という企画展の内覧会があり、参加した。土方久功、杉浦佐助、儀間比呂志氏など、戦前、画家や彫刻家が「南洋群島」に行き、作った個性的な作品に目を見張った。
そして、私が、注目した作品は、このほかの作家、和田香苗氏が描いた1935年の作品『リイフ打つ波(テニアン)」という、それこそ南洋の綺麗な海の絵だった。
コバルトブルーの油絵の具が、今から73年前の南洋の海のにおいと波音を感じさせてくれる。

by ken-tono | 2008-04-12 10:00

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