人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「CHULDREN'S DREAM」   

「原告らの請求をいずれも棄却する」。
昨日、東京地裁第103号法定、大門匡裁判長(岩井伸晃裁判長代読)が下した判決は、あまりにも冷酷だった。
2年前、廃止された、生活保護基準として、それまで70歳以上の高齢者を対象に給付されていた老齢加算が廃止されたために、受給者の方々は、17,900円、20%も実質的な生活保護費が削減され、「健康で文化的な最低限の生活」以下の生活を強いられたのだが、今回の裁判で12名の原告が求めた内容は、老齢加算の制度を元に戻すべきだというものだ。
裁判長の言い分は、もともと老齢加算はオマケみたいなもだし、生活保護世帯より低い消費水準の人は沢山いるという論法だが、生活保護基準が、国民の運動によって築き上げられてきたことを全く認識してない。
判決後、開いた報告集会では、「私たちの声に全く耳を傾けない裁判長に強い怒りを感じました!引き続き勝利まで闘っていきます」と、原告団のみなさんから力強い発言があった。
憲法代25条の国民の生存権をなし崩しに切り下げることは、本当に許せない。私も、これからも連帯してがんばっていきたいと思う。
・・・と、初めに、昨日の話を書いた。
朝の駅頭に立った。
6時半のおじさんが元気そうな足取りでやってきた。「おっ、男前になったな。床屋へ行ったのか?」「はい・・・」。おじさんは、「ヘッヘッヘッ・・・」と笑って出かけていった。
すぐ後を、トコトコちゃん姉妹が続いてきた。お姉ちゃんが先に、10㍍ほど後をトコトコちゃんが歩いてきた。おじさんの直後だったので、かける言葉が思い浮かばず、「気をつけてね・・・」と声をかけて見送った。
サングラスのお兄さんは、右手を掲げて、「ケガしちゃったよ」と絆創膏を貼った手首を見せてくれた。「お大事にしてください・・・」と声をかけた。
ロングヘアーの両国勤務のお嬢さんには、一週間ぶりにあったが、大集団の中に混じって歩いてきたので、「行ってらっしゃ~い!」と見送るのが精一杯だった。
A病院に通うおじいさん、今日は珍しく、奥さんと一緒にやってきた。今日もまた、あめ玉をいただいた。お礼をすると、隣の奥さんが、「がんばってくださいね・・・」と私に声をかけてくれた。
ヒゲのお兄さんは、チラシを受けとるなり、「鹿児島も狛江みたいになるといいですね・・・」と話しかけてきた。「そうですね」と応えた。
霞ヶ関勤務のお嬢さんのお母さんが挨拶をしてくれた。
が、お嬢さんの方は、お休みだったらしく、その後も姿は見えなかった。
今日は、北朝鮮が核削減の計画の申告をしたことについて、「非核化にむけて重要な一歩だと
考えます」と訴えた。
宣伝を終え、車検で預けていたマイ宣伝カーを取りにいった。
で、さっそく、昨日、届いたばかりのCD、サクスホン奏者・小林香織の『Shiny』を聴いた。
軽快でパンチとサビのあるサックスの音色にしばし酔いしれた。
「CHULDREN'S DREAM」
一番気に入った曲だった。

by ken-tono | 2008-06-27 12:25

<< 「スゴイ!!スゴイ!!」 今日の裁判の勝訴を願っている。 >>