「私がお金を出せばいいのかしら?」
2007年 05月 31日
「みなさん、おはようございます。昨日の国会で、年金時効特例法案が自民・公明与党によって強行採決されました。5千万件もの消えた年金の解決の責任は、国にあるにもかかわらず、わずか4時間しか審議せずに打ち切り、強行したことは断じて認められません。国の責任できちんと解決すべきです!」と訴えはじめると、タクシーの運転手さんのマドガラスが開き始め、通行者のみなさんも私の方を見始めた。
まさに、いま、「消えた年金」問題は、重大なテーマになってきました。
大学生風の若者が、「がんばって~」と、そして、デッキの上でもジ~っと立ち止まって聞き入るご婦人がいた。
今日は、これから午前中、また街頭宣伝の予定だ。Oさんの運転で、参院選挙での日本共産党への支援を思いっきり訴えてきたいと思う。
さて、昨日の午後、Oさんとカーブミラーのことで町田市や東京都に話しをしたら、東京都の職員が、設置場所に来てくれるというので私も出向いた。商店の前に設置されていたカーブミラーに車がぶつかったらしく、壊れてしまい、撤去されたままになっていたのだ。東京都が管理していたミラーだという確認ができ、さっそく、設置し直してくれることになった。
話しの中で、商店のおばさんが、「私がお金を出せばいいのかしら?」と。「いえいえ、税金から出ますので・・」と、東京都の職員が。
オリンピックなど大型公共事業への税金の無駄遣いをやめて、カーブミラーなど、生活に密着したことに有効に使うべきだと思う。
「消えた年金」問題でも、被害者である国民に責任を押しつけようとする阿部政権。
「私がお金を出せばいいのかしら?」とおばさんに言わせてはいけない。
そんな、商店のおばさん、説明する東京都の職員に、傘を差してあげていた。
「ありがとうございました」とお礼を言われ、ひとまずホッとした。
▲ by ken-tono | 2007-05-31 10:12