「・・・・・・・・・うん」。
2008年 10月 31日
一端家を出たが、これじゃ寒いなと思った私は、まずジャンバーを取りに戻った。見つからない。そこに、背広のベストを見つけ、「あっ、いいのがあった!」と妻に叫びながら再度家を出た。
その分遅くなってしまった。
駅に着いた頃、6時半のおじさんが来ても良さそうな時間になっていた。ノボリの準備をしかけるとバスからお客さんがどっと降りてくる。その間隔がだんだん縮まってきた。
ハットをかぶったおじさんがやってきたのが見えた。「おはようございます」とチラシを差し出した。「おはよう。寒いのによく出てくるなぁ。ごくろうさん」。職人気質の一面が覗いた感じがした。
トコトコちゃん姉妹が来た。左右の一がいつと逆だ。が、途中でちゃんと入れ替わって、私に近い方は妹のトコトコちゃんが歩いてきた。
「おはようございます。寒くて、起きられたの?」「・・・・・・・・・うん」。顔色を見ると、どうやら、寒くなってきたので、布団に潜り込んでいたようだ。
霞ヶ関勤務のお嬢さんのお母さん、寒い今日はやはりベストを着てきていた。「おはようございます」と見送った。
黒とブルーの8時前のお嬢さんが、音楽を聴きながら、今日は何時もよりずいぶん早く、7時過ぎにはやってきた。日によって出勤時間が違う仕事なのかもしれない。
霞ヶ関勤務のお嬢さんも音楽を聴きながら「おはようございます」と言って駅に向かっていった。
ヒゲのお兄さんは相変わらずのスタイルだった。
麻生首相が昨日の記者会見の中で、3年後に消費税を増税する考えを示した。自民党政治も選挙を前にして、国民いじめ、大企業優遇政治を何の恥じらいもなくやる考えなんだなと思った。
彼らにいよいよ未来はなくなってきた。
ここは日本共産党ががんばって躍進する以外にない。
訴えながら、そう思った。
▲ by ken-tono | 2008-10-31 14:18